Column

コラム

睡眠障害について

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眠れない夜はきついよね。

不眠の悩みは3人に一人、不眠症は10人に一人、比較的女性に多い悩みです。 また、強いストレスを感じる出来事に遭遇すると、多くの人が数日から数週間続く一時的な不眠を経験します。

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睡眠障がい

睡眠障がいとは、睡眠に影響が出る病気の総称のこと。不眠症や過眠症、睡眠時随伴症などをまとめて睡眠障害という。

【症状】

不眠症
なかなか寝付けなかったり、途中で目が覚めてしまったりなどの症状が、慢性的に続く病気。

過眠症
夜にしっかりと眠っているはずなのに、日中に強い眠気を感じる病気のこと。

睡眠時随伴症
睡眠中に悪夢を見たり、歯ぎしりをしたり、寝ながら歩いたり走ったりなど、睡眠中に起こる異常な行動や体験のこと。

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依存症候群について

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アルコール依存症とかよく聞くね。

そうですね。日本では、アルコール依存症:約10万人、薬物依存症:約1万人、ギャンブル等依存症:約3,000人が病院で治療を受けています。

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依存症候群

ある物質を使用することが、他の行動よりもはるかに優先するようになる、生理的、行動的、認知的な現象のことを指す。
精神作用物質(薬物など)、アルコール、タバコを使用したいという欲望が非常に強くなり、時に抵抗できないほど高まる状態。

【症状】
物質関連の問題を引き起こした人の中には、正式な治療を行わなくても加齢によって回復する例もある。
突然治るものではなく、いくつかの段階を経て変化(回復)していく。

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トゥレット症候群について

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はじめて聞く障がい名だよ。

チック症をあわせてみていきましょう。チックとは思わず起こってしまう素早い動きや発作のことで、トゥレット症候群(TS)は、音声チックを伴い、複数の運動チックが一年以上持続する精神神経疾患です。

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トゥレット症候群

チックは、思わず起こってしまう素早い身体の動きや発声。
まばたきや咳払いなどの運動チックや、咳払いや鼻すすりなどの音声チックが、一時的に現れることは多くの子供にあること。多くの場合には、そのまま軽快する。
しかし、症状が治まったチックが再び出現し、強まったり、より複雑な動きや発声が見られたり、ということを繰り返しながら、多彩な運動チック、音声チックが1年以上にわたり強く持続し、日常生活に支障をきたすほどになることもある。 その場合にはトゥレット症とよばれる。

【治療法】
物質関連の問題を引き起こした人の中には、正式な治療を行わなくても加齢によって回復する例もある。
突然治るものではなく、いくつかの段階を経て変化(回復)していく。

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選択性緘黙(せんたくせいかんもく)について

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緊張してなにも言えなくなることとは違うんだ?

家などでは普通に話せるに、特定の場所で1カ月以上話せなくなる疾患です。 自分の意志で話さないのではなく、話す必要があると思っても話すことができず、体が思うように動かせなくなり固まってしまうこともあります。

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選択性緘黙(場面緘黙症)

選択性緘黙(せんたくせいかんもく)とは、他の状況では会話や発言など話すことができるのも関わらず、特定の状況になると話すことが困難になってしまう事が疾患の特徴。

【治療法】
本人にとって不安が低い場面から、少しずつチャレンジしていき、徐々に話したり、活動に参加できる状況を増やしていく「行動療法」が行われることが多いといわれている。

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知的障がいについて

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いろんな障がいがあるね。知っていることで変わる世界観もあると思うな。

そうですね。知らないことが原因で、ささやかな争いが大きなものになる時もあります。
さて、最後は知的障がいについてです。

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知的障がい

生まれつき脳の基質的障がいによるもの。
障がいのレベルを示すものとして、療育手帳制度があり、各県によって違いがある。

【治療法】
療育手帳の段階に沿った仕事を探すことが望ましい。本人に見合った作業量を見定める第三者の存在が必要。

働くモチベーションを維持し続けることのできる仕事

手順が決まっている作業

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